【お答え】
「37.5℃以上の発熱」「強い喉の痛み」「長引く咳」がある場合は、無理に我慢せず早めに発熱外来を受診してください。
東京都感染症情報センターの感染症発生動向調査によると、現在都内では例年より早いペースでの「インフルエンザ」の急増をはじめ、「新型コロナウイルス」や頑固な咳が続く「マイコプラズマ肺炎」、「溶連菌感染症」が同時に流行しており、症状だけで見分けることは困難です。 当院では日本内科学会認定 総合内科専門医である院長が、同時抗原検査やPCR、血液検査、胸部レントゲンを駆使し、完全導線分離の安全な隔離室で迅速・的確に診療いたします。
【目次】
1. 新宿区・高田馬場・西早稲田・早稲田の地域の皆様へ(2020年からの発熱診療実績)
「突然38℃を超える熱が出て、強い悪寒と全身の節々の痛みがつらい」 「ツバを飲み込むだけで喉が焼けるように痛く、声が出しづらい」 「熱は下がったのに咳だけが何週間も止まらず、夜も眠れない」
新宿区・高田馬場・西早稲田・早稲田エリアにお住まいの皆様や近隣でお勤め・通学されている皆様から、このような急な発熱や風邪症状についてのご相談を非常に多くいただきます。
東京都感染症週報の最新データでも示されている通り、現在都内では複数の呼吸器感染症が重なって流行しています。風邪とひとくくりにされがちですが、原因がウイルスなのか細菌なのかによって、有効なお薬(抗インフルエンザ薬や特定の抗菌薬)は全く異なります。西北診療所では、2020年の新型コロナウイルス第1波当初より発熱外来を立ち上げ、地域のかかりつけ医として感染症診療に従事してまいりました。徹底した院内感染防止体制を整えておりますので、安心してお早めにご相談ください。
2. 「ただの風邪だから様子見」が危険な理由(重症肺炎と周囲への感染拡大)
「市販の風邪薬を飲んで寝ていれば治るだろう」という自己判断が、思わぬ重症化を招く落とし穴です。
当院での専門的なアプローチ
①体調不良や発熱の原因をきちんと見極めます
いわゆる””かぜ=感冒””の場合は、抗ウイルス薬のような特効薬はなく、基本しっかり休んで、体力を回復し自然に回復をするのを待ちます。ただしインフルエンザが原因だった場合は抗ウイルス薬は「発熱から48時間以内」に内服を開始しなければ十分な効果が期待できませんし、マイコプラズマ肺炎や溶連菌感染症には適切な「抗菌薬(抗生剤)」を選択しなければ肺炎へ進行してしまいます。
正確な問診と身体所見を取り、必要に応じて検査を行うことがとても大切と考えております。
②知らぬ間に「周囲へ感染を広げてしまう」リスク インフルエンザや新型コロナは感染力が非常に強く、家庭内や職場、学校で急速に拡大します。正確な確定診断を受け、適切な療養期間を守ることが周囲の大切な人を守ることにつながります。
③「若年層にも多発する重症肺炎」の早期除外 「若いから大丈夫」と思って長引く咳を放置していると、肺全体に炎症が広がるマイコプラズマ肺炎や細菌性肺炎を見落としてしまう危険があります。
3. 東京都の最新感染症動向と流行疾患の特徴(インフルエンザ・新型コロナ・マイコプラズマ肺炎・溶連菌)
東京都感染症情報センターの定点把握報告を踏まえた、現在流行している主な感染症の特徴は以下の通りです。
① インフルエンザ(A型・B型):例年より早い立ち上がりに警戒
動向: 都内の一部地域で注意報基準を超えるなど、秋口から異例の早期流行が報告されています。
主症状: 「突然の38〜39℃を超える急激な高熱」「ガタガタ震える悪寒」「強い関節痛・筋肉痛」「全身の強いだるさ」。風邪と比べて全身症状が強烈に現れます。
② 新型コロナウイルス感染症(オミクロン変異株)
動向: 夏の流行以降も一定水準の感染者数が継続して報告されています。
主症状: 「焼けるような激しい喉の痛み(嚥下痛)」「発熱(微熱〜高熱)」「乾いた咳」「倦怠感」「頭痛」。特に「強い咽頭痛」が初期の際立った特徴です。
③ マイコプラズマ肺炎:高水準での流行が継続中
動向: 都内および全国で過去最多水準の定点報告数が続いており、子どもから大人まで幅広く感染が拡大しています。
主症状: 「熱が下がった後も何週間も続く頑固な咳」「夜間や早朝に激しくなる咳き込み」「微熱〜高熱」。一般的な風邪薬やセフェム系抗生物質が効かないため、適切な抗菌薬の選択が不可欠です。
④ 溶連菌(A群溶血性連鎖球菌)咽頭炎
主症状: 「喉の激痛」「扁桃腺が赤く腫れて白い膿がつく」「高熱」。
「咳や鼻水がほとんど出ない」のが大きな特徴です。除菌のために抗菌薬をしっかり飲み切る必要があります。
4. 当院(西北診療所)での精密検査と完全分離の受診体制(抗原・PCR・血液検査・胸部X線)
当院では、一般の患者様への感染リスクを完全に遮断した安全な体制で検査・診療を行っております。
徹底した完全導線分離と専用出口
発熱や風邪症状のある患者様は、一般外来の待合室を通らずに換気設備を備えた「専用の隔離部屋」へ直接ご案内いたします。
診察終了後、感染対策が必要と判断された場合は、一般の患者様とは異なる「別の専用出口」から直接屋外へお帰りいただける安心の導線を確保しております。
多角的な感染症精密検査
新型コロナ・インフルエンザ同時抗原定性検査: 1回の鼻咽頭ぬぐい液採取で、両方のウイルスを短時間で同時判定。
新型コロナウイルスPCR検査: 抗原検査で陰性でも疑わしい場合や、微量のウイルスも確実に検出したい場合に実施。
溶連菌抗原検査: 強い咽頭痛や扁桃炎を認める場合に行います。
血液検査: 白血球数や炎症反応(CRP)を測定し、ウイルス感染か抗菌薬が必要な細菌感染かを客観的に鑑別致します。当院は日本光電のセルタッチαという血液検査機器を用いており耳もしくは指先から少量の血液のみで約4分程度で結果をお伝え出来ます。採血による痛みが心配なお子様にも問題なく行っております。
胸部デジタルレントゲン検査: 激しい咳や呼吸苦がある場合、肺炎の合併や気胸の有無を即座に撮影・精密読影。
総合内科専門医による全身診療 風邪症状だけでなく、発熱に伴う皮膚の発疹(帯状疱疹や薬疹)や、関節の腫れ(痛風や化膿性関節炎)など、全身の病変を見逃さずに総合的に判断いたします。
5. よくある質問(FAQ)
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Q1. 熱が出てから、どのくらい時間を空けて受診すれば検査の精度が高いですか?
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A. インフルエンザや新型コロナの抗原検査は、ウイルスの量が体内で増える「発熱後12時間〜24時間程度」経過してから受診していただくと、最も正確な判定が得られやすいです。ただし、半日経っていなくても高熱やつらい症状がある場合は、我慢せず受診してください。症状に応じてPCR検査を併用するなど柔軟に対応いたします。
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Q2. 熱は下がったのですが、喉の激痛や咳だけが止まりません。受診してもいいですか?
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A. はい、ぜひご受診ください。 熱が下がっていても、喉に溶連菌が潜んでいたり、気道に炎症が残って「マイコプラズマ肺炎」や「咳喘息」へ移行しているケースが非常に多いためです。放置すると咳が数ヶ月間長引く原因になりますので、早めの処置が大切です。
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Q3. 家族や職場でインフルエンザやコロナの陽性者が出て、自分も喉が痛いのですが、熱がなくても検査できますか?
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A. はい、検査可能です。 新型コロナやインフルエンザは、必ずしも38℃以上の高熱が出るとは限らず、平熱や微熱のまま強い咽頭痛や倦怠感だけで経過するケースも珍しくありません。周囲に感染者がいる場合は、熱がなくてもお電話でご予約の上、発熱外来をご利用ください。
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6. まとめ:危険な症状と当院の対応(高度医療機関連携)
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発熱、強い喉の痛み、長引く咳は市販薬で放置せず、都内の流行状況に合わせた早期の確定診断とお薬の選択が大切です。
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当院では同時抗原検査、PCR、血液検査、胸部X線、完全導線分離による安心の発熱外来診療を一貫して行います。
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「息苦しくて横になれない、肩で息をしている」「水分が全く喉を通らず半日以上おしっこが出ていない(高度脱水)」「唇や爪が紫色に変色している(チアノーゼ)」「意識がぼんやりして受け答えがおかしい、視線が合わない」「激しい胸の痛みや血痰が出る」といった症状がある場合は、一刻を争う救急事態(119番通報)です。
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重症肺炎による呼吸不全、酸素投与や緊急入院加療が必要と判断した場合は、国立国際医療研究センター病院、東京山手メディカルセンター,東京新宿メディカルセンターなどの提携高度救命救急センター・呼吸器内科・総合感染症科へ直ちに緊急搬送・連携手配を行います。
7. 受診方法・予約方法について
当院では、院内感染を防ぎすべての患者様に安心して受診していただけるよう、以下の体制をとっております。
① 予約なし(一般診療・慢性疾患)
直接ご来院いただけます。 受付にて順番の記載された「ナンバープレート」をお渡しいたしますので、番号順にお呼び出しいたします。
② 電話予約(発熱外来専用)
現在、発熱外来(2〜3日以内に発熱があったか、強い風邪症状がある方が対象)でのみ、お電話での事前予約をお願いしております。 一般の患者様と時間とお部屋を分け、専用の隔離部屋にご案内して診療を行います。受診をご希望の際は、必ずご来院前にお電話にてご連絡ください。
- ☎03-3203-5660
③ WEB予約
現在準備中であり、今年度内での運用開始を予定しております。 オンラインでいつでも簡単にご予約いただける体制を整えておりますので、運用が開始となりましたら改めてお知らせいたします。
新宿区・高田馬場・西早稲田の地域にお住まいで発熱の診療を受けたい方へ
西北診療所では、発熱・咳・喉の痛みなどの症状に対する診療を行っています。
8. 監修者情報
監修 西北診療所 院長 羽田野 実(腎臓専門医・総合内科専門医)
