
糖尿病は尿より糖が出るだけでなく、日常の生活を脅かす重大な合併症を引き起こすことがわかっております。
糖尿病の合併症は大きく分けて2つあり、
- 大血管障害(心筋梗塞、脳梗塞・閉塞性動脈硬化症)
- 細小血管障害(網膜症、末梢神経障害、腎症)
を引き起こすと言われております。
そのため長い目で見て、血糖管理をきちんと行うことはとても重要です。
当院では、それぞれの患者さんに合った血糖管理を選択するだけでなく、糖尿病による合併症をきちんと評価し、全身管理も行えるようなシステムを構築して参りたいと考えております。
<ある患者さんの年間スケジュールの一例>
毎月 診察前に血糖及びHbA1c を耳もしくは指先より少量の血液を採らせていただき、4分程度で結果が判明し、食事や運動指導の参考とする。
6月(年1推奨) 動脈硬化(大血管)の評価の為に『頸動脈エコー』を行う。
9月 新宿区の患者は区健診(成人健診+がん健診)を行い、腎機能や尿異常(タンパク尿の有無)、その他貧血や肝機能障害の有無を把握する
12月(年1推奨) 健診でカバーしきれなかった、肝臓や胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺(男性に限る)に腫瘍がないか、『腹部エコー』を行う。
その他、必要に応じて、糖尿病歴が長い患者で息切れや胸痛がある場合は心エコーも行います。

