急に動悸がして胸がバクバクするけど大丈夫かしら?

【お答え】

不整脈を自覚した場合、すぐに受診する必要はないことが多いですが、動悸の際に胸痛や呼吸苦、吐き気、意識が無くなりそうな感覚がある場合は危ない不整脈の可能性があるため早めにご相談ください。

一時的なストレスや生理的な動悸であれば経過観察で良いこともありますが、上記のような症状を伴う場合は、心房細動(しんぼうさいどう)などの危険な不整脈や心臓の疾患が隠れているおそれがあります。自己判断で放置せず、お早めの受診をお勧めいたします。

【目次】

  1. 新宿区・高田馬場・早稲田の地域の皆様へ

  2. 動悸・不整脈はすぐに受診が必要?(様子見できるケースと危険なサイン)

  3. 特に注意すべき「危険な不整脈」とは?

  4. 当院(西北診療所)で行う精密検査と対応

  5. まとめ:動悸・胸の違和感を感じたらご相談ください

  6. 監修者情報

1. 新宿区・高田馬場・早稲田の地域の皆様へ

「急に胸がドクドク・バクバクと脈打ち始める」「一瞬脈が飛ぶような違和感がある」

このような動悸や不整脈の症状に不安を感じたことはありませんか?

新宿区・高田馬場・早稲田の地域の皆様へ、当院は地域のかかりつけ医として、総合内科専門医の視点から動悸の真因を速やかに追及いたします。「これくらいの症状で受診してもいいのかな」と躊躇せず、安心を得るためにもお気軽にご相談ください。

2. 動悸・不整脈はすぐに受診が必要?(様子見できるケースと危険なサイン)

不整脈(※心臓の脈拍が不規則になったり、極端に速くなったり遅くなったりする状態)を自覚した場合、すぐに受診する必要はないことが多いのも事実です。疲労やストレス、カフェインの摂取などで一時的に脈が乱れる生理的な不整脈であれば、過度に心配いらないケースも多く存在します。

しかし、動悸の際に以下のような症状が一緒に現れる場合は、危ない不整脈(命に関わる、または脳梗塞などの重大なリスクを伴う疾患)の可能性が高いため、早めにご相談いただく必要があります。

  • 胸痛(※胸が締め付けられる、圧迫されるような痛み)

  • 呼吸苦(※息が苦しい、深く息が吸えない状態)

  • 吐き気・気持ち悪さ

  • 意識が無くなりそうな感覚(※強いめまい、立ちくらみ、視界が暗くなる感じ)

3. 特に注意すべき「危険な不整脈」とは?

動悸に伴って上記のような危険サインが出ている場合、以下のような不整脈が疑われます。

① 心房細動(しんぼうさいどう)

心臓の上の部屋(心房)が細かく震え、脈が完全に不規則になる不整脈です。心臓内で血液が滞ることで血栓(※血の塊)ができやすくなり、それが脳の血管に飛ぶと重大な脳梗塞(のうこうそく)を引き起こします。症状が軽くても、脳梗塞予防のために早期発見と適切な治療が不可欠です。

② 心室頻拍(しんしつひんぱく)・心室細動(しんしつさいどう)

心臓の下の部屋(心室)から発生する異常な刺激により、心臓が極めて速く打つ、または痙攣して血液を全身に送り出せなくなる致死的な不整脈です。「意識が無くなりそうな感覚」や「強い胸痛」を伴う場合は、一刻を争う事態の可能性があります。

4. 当院(西北診療所)で行う精密検査と対応

当院では、お体に負担をかけず、迅速に不整脈の種類や危険度を評価する検査体制を整えています。

  • 心電図検査(※心臓の電気信号を波形として記録し、脈の乱れや血流障害を調べる検査)

  • ホルター心電図:最低24時間、最長10日間装着していただき、自宅や日常生活で危険な不整脈がでていないかどうかを計測する検査です。
  • 超音波(心エコー)検査(※心臓の動きや弁の状態、構造的な異常をその場でリアルタイムに観察する検査)

  • 血液検査(※貧血や甲状腺機能異常、心不全の程度を測定する検査)

  • 高度医療機関との即時連携:緊急のカテーテル治療や精密検査が必要と判断された場合は、近隣の提携総合病院へ速やかにご紹介・連携いたします。

5. まとめ:動悸・胸の違和感を感じたらご相談ください

  • 不整脈を自覚してもすぐに受診する必要はないことが多いですが、自己判断は禁物です。

  • 胸痛、呼吸苦、吐き気、意識が無くなりそうな感覚を伴う動悸は、危ない不整脈の可能性があるため早めにご相談ください。

  • 当院では心電図や負担の少ない超音波(心エコー)検査を活用し、動悸の原因を的確に診断します。

少しでも不安な症状や違和感がありましたら、無理をなさらず当院までお気軽にお越しください。

監修 西北診療所 院長 羽田野 実(腎臓専門医・総合内科専門医)

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