新宿区(高田馬場・早稲田・西早稲田)で高血圧を指摘された方へ
新宿区の高田馬場や早稲田エリアにお住まいの方、またはお勤めの方で、健康診断にて「血圧が高め」と指摘されご不安な方はいらっしゃいませんか?本記事では、総合内科専門医・腎臓専門医の視点から、高血圧の原因や危険性、そして当院での治療方針について分かりやすく解説いたします。当院では外来診療はもちろん、通院が困難な方への訪問診療にも対応しておりますので、ご家族の血圧管理にお悩みの方もぜひご一読ください。
目次
1. 高血圧とは?専門医が分かりやすく解説
高血圧とは、血管の壁に流れる血液の圧力が、正常な範囲を超えて常に高い状態が続いていることを指します。
血圧が高い状態が続くと、血管は常に強いストレスを受け続けるため、次第に弾力性を失って硬くなります。これが動脈硬化(どうみゃくこうか:血管が硬くなり、通り道が狭くなる状態)を進行させる大きな原因となります。
2. 高血圧の症状|「サイレントキラー」と呼ばれる理由
高血圧は、多くの場合自覚症状がないまま進行します。そのため、気づかないうちに血管がダメージを受け続けることから「サイレントキラー(静かなる殺人者)」とも呼ばれています。
しかし、血圧が非常に高い状態になると、以下のような症状が現れることがあります。
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頭痛や頭重感(ずじゅうかん:頭が重く感じる症状)
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動悸(どうき:心臓のドキドキが強く感じられる状態)
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吐き気
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めまい
健康診断などで血圧高値を指摘された場合、今は症状がなくても、放置せずに一度医療機関を受診することをお勧めします。
3. 高血圧の2つの原因(本態性高血圧・二次性高血圧)
高血圧はその原因によって、大きく2つのタイプに分類されます。
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本態性高血圧(ほんたいせいこうけつあつ)
日本人の高血圧の大部分を占めるタイプです。特定の病気が原因ではなく、遺伝的な体質に加えて、塩分の摂り過ぎ、肥満、ストレス、運動不足、喫煙といった複数の「生活習慣」が複雑に絡み合って発症します。
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ホルモンを分泌する臓器の異常や、腎臓の病気などが原因となっているタイプです。この場合は、高血圧そのものの治療と並行して、原因疾患を優先的に治療する必要があります。
- ※詳細は二次性高血圧についてをご参照ください
4. 新宿区・高田馬場エリアの皆様へ|当院の高血圧治療方針
日本の脳血管疾患や心疾患による死亡者は年間数10万人にのぼり、その最大の原因は高血圧です。高血圧を治療する最大の目的は、心血管イベント(しんけっかんいべんと:心筋梗塞や狭心症など)や脳卒中(のうそっちゅう:脳出血や脳梗塞など)といった、命に関わる病気を予防することです。
当院では、高田馬場・早稲田地域の皆様がいつまでも健康に過ごせるよう、血圧を可能な限り正常値に近づけるためのサポートを行っています。
最新の高血圧管理・治療ガイドライン(JSH2025)が発表され、皆様に目指していただく血圧の目標値が大きく変わりました。
最大のポイントは、「ご年齢や、糖尿病・腎臓病などの持病の有無に関わらず、目標値が原則として一つに統一された」ことです。迷うことなく、シンプルに目標に向かって取り組めるようになりました。
■ 新しい血圧の目標値(原則)
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ご自宅で測る血圧(家庭血圧): 125 / 75 mmHg 未満
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クリニックで測る血圧(診察室血圧): 130 / 80 mmHg 未満
■ なぜ、全員が同じ目標になったの?(最新の医療トレンド)
これまでは「ご高齢だから」「持病があるから」と、患者様ごとに少し異なる目標値が設定されていました。しかし、最新の多くの研究から、「年齢にかかわらず、しっかり血圧を下げた方が、将来の脳卒中や心不全といった重大な病気を予防できる」ことが明確に証明されました。 皆様の「健康寿命」をより長く、力強くサポートするために、より厳格かつ明確な目標へとアップデートされたのです。
■ 腎臓専門医・総合内科専門医としての「西北診療所」のサポート体制
目標は一律になりましたが、達成への道のりは患者様お一人おひとりで異なります。当院では、皆様の身体全体を診る総合内科専門医、そして血圧と密接な関係がある腎臓の専門医として 、以下のようなきめ細やかなサポートをお約束します。
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ご自宅での「家庭血圧」を最重視: リラックスした状態での数値をベースに、より正確な診断と治療方針を立てます。
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「お薬」と「生活習慣」のベストバランスをご提案: 薬だけに頼るのではなく、無理のない減塩や食事の工夫など、生活に寄り添ったアドバイスを行います。
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お一人おひとりに合わせた「安全第一」の個別調整: ご高齢の方や、めまい・ふらつきが心配な方に対しては、急激に血圧を下げることはいたしません。安全を確認しながら、オーダーメイドでゆっくりと目標に近づけていきます。
高血圧治療の大部分を占める「本態性高血圧」の治療は、生活習慣の改善が基本です。塩分は1日6g未満が推奨されていますが、当院では急な薄味は継続が難しいと考え、まずは「1日9g」を現実的な目標としてご説明しています。
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低塩の調味料(酢や減塩調味料など)を使う
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外食や加工食品、漬け物を控える
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麺類の汁は残し、みそ汁は具だくさんにする
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また、肥満予防のため、お菓子の食べ過ぎや過剰なアルコール摂取も控えるよう指導しています。
生活習慣を改善しても血圧が下がらない場合には、薬物療法を行います。お薬には複数の種類がありますが、患者さんの状態に合わせて総合的に判断いたします。
また、目標値に達しても、起立性低血圧(きりつせいていけつあつ:立ち上がった際のふらつきやめまい)がある場合は、転倒を防ぐために目標値を少し上げるなど、安全第一の微調整を行います。その他、季節によっても血圧の変動があり、暑い時期は血圧が下がりやすく、逆に寒い時期は血圧が上がりやすくなるため、季節ごとで降圧剤を微調整しております。
4-4. 【重要】通院が困難になっても安心の「訪問診療」体制
高血圧は、一度発症すると生涯にわたる血圧コントロールが必要になることが多い疾患です。そのため、「今は通院できているけれど、将来足腰が弱くなったらどうしよう」と不安に思われる方も少なくありません。
西北診療所では、一般内科の外来診療だけでなく、訪問診療(ほうもんしんりょう:医師が定期的にご自宅や施設に伺い、計画的に診察やお薬の処方を行う制度)にも力を入れており、地域密着型のクリニックとして皆様の健康をサポートしています。
当院の院長は地元医師会に所属し、現在在宅福祉の理事も務めております。そのため、加齢や病気によって当院(高田馬場・早稲田エリア)への通院が困難になった場合でも、ご自宅でこれまで通り、専門医による質の高い血圧管理や全身状態のチェックを継続して受けていただくことが可能です。
5. まとめ:早稲田・高田馬場周辺で高血圧にお悩みなら西北診療所へ
高血圧は症状がないからこそ、日頃のコントロールが重要です。新宿区(高田馬場・早稲田周辺)にお住まいの方で、健診で数値を指摘されたり、頭痛やめまいなどの症状が気になったりした場合は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
また、「高齢の親の血圧が高いが、認知症や足腰の衰えがあり通院に連れて行くのが難しい」とお悩みのご家族様からのご相談も随時受け付けております。
総合内科専門医・腎臓専門医としての知見と、訪問診療も行う地域密着型の強みを活かし、皆様の現在のライフスタイル、そして将来を見据えた最適な医療をご提案いたします。
記事監修・執筆:西北診療所 院長(総合内科専門医・腎臓専門医・在宅福祉理事)
