超音波検査(エコー検査)でわかること

当院では、心臓・腹部・血管・表在臓器まで幅広い部位に対応可能な超音波検査(エコー検査)を実施しています。
「こんなことが分かります!」

  1. 心エコー:心臓(主に左心室)の動き、弁膜症の有無、体液量の評価
  2. 腹部エコー:肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓の形態・膀胱、前立腺病変チェック
  3. 血管(頸動脈・下肢動脈・下肢静脈)エコー:動脈硬化や閉塞性病変の評価
  4. 表在エコー:皮膚腫瘍やリンパ節など表在臓器の精密診断や外科処置に応用

 

 

“”1つ1つ簡単に説明しますね“”

  1. 胸痛の鑑別に:心エコー
  1. 検査手順
    • 胸部にプローブを当て、心室収縮機能や壁運動をリアルタイムに観察
  2. 評価ポイント
    • 心筋梗塞の有無:壁運動の低下
    • 弁膜症の評価:逆流や狭窄(大動脈弁)の程度
    • 体液量:胸水・心嚢液貯留やうっ血所見の有無
  3. 鑑別疾患
    • 心筋梗塞
    • 肺塞栓・肺高血圧(右心負荷の有無)
    • 気胸(胸膜下血腫や無気肺)
    • 胸部大動脈解離( 大動脈径や血行動態の異常)
  1. 腹痛の鑑別に:腹部エコー
  • 肝胆膵腎の形態異常:結石、腫瘤、うっ血肝
  • 炎症性疾患:胆嚢炎、膵炎、腸管の拡張
  • 腹水の有無:肝硬変や炎症性疾患の指標
  1. むくみ・下肢痛の評価に:血管エコー
    • 下肢動脈・静脈エコー

     <こんな時>”足先が冷たい、痛む、色が悪い、足が浮腫んで押すと痛む“

    • 閉塞性動脈硬化症(ASO):血管内腔の評価
    • 下肢深部静脈血栓症(DVT)のスクリーニング

<こんな時>“”高血圧・高脂血症治療中の動脈硬化の評価に“”

  • 動脈硬化の程度:プラークの有無・血管壁の厚さ
  • 血行動態:血流速度、狭窄率

 

  1. 皮膚腫瘍や体表面に近い病変に:表在エコー

・皮膚腫瘍の鑑別:境界明瞭度、内部エコー構造などチェック

<こんな時>“皮膚の下(皮下)が腫れていたり、以前からしこりがあるときにチェック”

 ちなみにこれは『粉瘤』

肩の痛みや膝、腰の痛み

                  肩関節周囲のエコー所見です

<こんな時>

“肩の痛みの原因検査及び注射の際に使用します”

 

・膝の歩行時の痛みや関節液貯留の有無の確認 <こんな時>“膝が痛む、腫れている気がする”

エコー下で確実、安全に膝の穿刺(関節液採取やヒアルロン酸、ステロイド注入)を行います。

・甲状腺エコー

“頸動脈エコーの際に同時に観察します”

  1. 生活習慣病管理にも役立つ

高血圧・高脂血症の患者さんには、表在エコーを行うことで動脈硬化リスクを定量的に評価し早期リスク発見・生活改善指導に活用しています

お問い合わせ・ご予約

  1. 電話予約:03-3203-5660
  2. Web予約(準備中):ホームページの予約フォームから
  3. 健康診断オプション:会社健診や人間ドックのオプション検査としても承ります

ご不明点はお気軽にご相談ください。

 

 

 【超音波検査Q&A】

🏥 超音波検査とは?

Q1. 超音波検査とは?

  1. 体にプローブをあてて超音波を発し、内部構造を映し出す検査です。

痛みや放射線もないため、体に優しい方法です。

(イラスト:超音波検査装置の画像)

🎉 超音波検査でわかること

Q2. 何がわかりますか?

A.

  • 💛 心臓の動きや体の中の体液量(心エコー)
  • 🍽 肝臓、胆臓、腎臓などの構造異常(腹部エコー)
  • 🦷 頸助動脈や下肢动脈の血流障害(血管エコー)
  • 💊 腰、膝、肌肉などの疾患(表圧エコー)
  • 🌊 皮膚脂脅の診断や操作支援

(図解:部位別に分けた戦略チャート)

😊 超音波検査の痛みについて

Q3. 痛みはありますか?

  1. 基本的に痛みはありません。プローブを皮膚に軽くあてるだけの検査です。

🕛 検査時間について

Q4. 検査時間は?

  1. 部位により異なりますが,およそ5〜20分程度です。

💰 費用の直視化

Q5. 実際の費用は?

検査・処置内容 診療報酬点数 3割負担相当
💗 心エコー 880点 約2,640円
🍽 腹部エコー 530点 約1,590円
🦷 血管エコー(表圧エコー+150点) 500点 約1,500円
💊 表圧エコー(肘や膝の注射) 350点 約1,050円

※初診料/再診料/操作料等は別途加算となります

 

 

 

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